
PEOPLE WITH ESSENCE OF ELEGANCELisa Conte’
自然に抱かれる服。
トスカーナから「冬の上質」という便り
トスカーナから「冬の上質」という便り
“自分らしさを
大切にしながら
静かに、強く
美しく生きること”
そうエレガンスへの想いを語るのは、
イタリアのトスカーナにアトリエを構える
ムートンウエアのブランド
「Lisa Conte’(リサコンテ)」。
「Lisa Conte’」は1980年代に
GiuseppeとMaelaによって創設、
現在はその息子であるEribertoと
そのパートナーChiharuによって
受け継がれています。
イタリアのトスカーナにアトリエを構える
ムートンウエアのブランド
「Lisa Conte’(リサコンテ)」。
「Lisa Conte’」は1980年代に
GiuseppeとMaelaによって創設、
現在はその息子であるEribertoと
そのパートナーChiharuによって
受け継がれています。

2025年秋冬
コレクションへの想い
「Lisa Conte’では毎シーズン、
トスカーナの自然からのインスピレーションを
色彩やデザインに落とし込んでいます。
今シーズンはベーシックかつ
ミニマルなフォルムに、異素材の組み合わせや
質感のコントラストを効かせることで、
素材のそのものの美しさが引き立つような
作りにこだわりました。
たとえば、南アフリカ産の
上質なムートンを使用したブルゾン。
ストレートヘアのみを用いた
美しくなめらかな光沢感が魅力で、
程よいボリューム感のある袖、
背面に寄せたギャザーなどのディテールが、
ミニマルなデザインながらも
洗練されたスタイルを叶えます」
トスカーナの自然からのインスピレーションを
色彩やデザインに落とし込んでいます。
今シーズンはベーシックかつ
ミニマルなフォルムに、異素材の組み合わせや
質感のコントラストを効かせることで、
素材のそのものの美しさが引き立つような
作りにこだわりました。
たとえば、南アフリカ産の
上質なムートンを使用したブルゾン。
ストレートヘアのみを用いた
美しくなめらかな光沢感が魅力で、
程よいボリューム感のある袖、
背面に寄せたギャザーなどのディテールが、
ミニマルなデザインながらも
洗練されたスタイルを叶えます」
自然とものづくり
その関係性
「私は東京のせわしない街中で育ちました。
鳥の囀りで目覚めることも、
木々の香りや空の色に心を向ける余裕のない日々。
ところがEribertoと出会い
トスカーナで暮らすようになり、
季節の移ろいだけでなく、雲の形や太陽の光の色、
森や道に映るその反射までもが、
毎日違った表情を見せてくれることに
気がつくようになりました。
それはまるで、自然が語りかけてくるような感覚。
そんな日々の自然との対話は、アイデアの源であり、
あらためて大切なものに気づく
きっかけをも与えてくれるもの。
この地がかつてルネサンスの巨匠たちを育んだことに、
深く納得する瞬間でもあります」
鳥の囀りで目覚めることも、
木々の香りや空の色に心を向ける余裕のない日々。
ところがEribertoと出会い
トスカーナで暮らすようになり、
季節の移ろいだけでなく、雲の形や太陽の光の色、
森や道に映るその反射までもが、
毎日違った表情を見せてくれることに
気がつくようになりました。
それはまるで、自然が語りかけてくるような感覚。
そんな日々の自然との対話は、アイデアの源であり、
あらためて大切なものに気づく
きっかけをも与えてくれるもの。
この地がかつてルネサンスの巨匠たちを育んだことに、
深く納得する瞬間でもあります」


創業者のGiuseppeとMaelaは、裁断による
無駄を極限まで減らすパターンを追求。
その精神は私たちに継承され、一歩進化。
小さな端材もパッチワークのように継ぎ合わせ、
製品として新たな命を吹き込みます。
トスカーナでは、自給自足の生活を通して
食材を“すべてを使い切る”という食生活が
文化として根付いています。
私がこちらにきたばかりの頃、
親戚のおばあさんに教わった
パンツァネッラという郷土料理は、
残ったパンや野菜の切れ端で作るもの。
食材の皮や根は家畜の餌にと、
捨てるものはほとんどありませんでした。
この循環の精神は、Lisa Conte’の
ものづくりにも深く根付いています」
無駄を極限まで減らすパターンを追求。
その精神は私たちに継承され、一歩進化。
小さな端材もパッチワークのように継ぎ合わせ、
製品として新たな命を吹き込みます。
トスカーナでは、自給自足の生活を通して
食材を“すべてを使い切る”という食生活が
文化として根付いています。
私がこちらにきたばかりの頃、
親戚のおばあさんに教わった
パンツァネッラという郷土料理は、
残ったパンや野菜の切れ端で作るもの。
食材の皮や根は家畜の餌にと、
捨てるものはほとんどありませんでした。
この循環の精神は、Lisa Conte’の
ものづくりにも深く根付いています」
対話で深まるクオリティ
「創業者であるGiuseppeとMaelaが、
ものづくりにおいて何より大切にしてきたのが
クラフツマンシップの精神、
そして独自のアイデアを形にする想像力。
職人ひとりひとりの感覚を信じて、
対話を重ねながら形にしていく……。
彼らの存在がなければLisa Conte’は、
存在していなかったかもしれません。
イタリアの人たちは本当によく喋ります(笑)。
Eriberto、職人たちの会話も
内容は仕事の話が3割、あとの7割は
家族や人生などのプライベートなこと。
でも、そうした会話の積み重ねによって
互いの信頼と理解が培われ、
私たちの“こんなものが作りたい”という想いが、
想像を超えた形となって返ってくるのです。
Eribertoと私は、クラフツマンシップの精神を
守りながらも、そこにテクノロジーを融合。
クラフトとテクノロジーは
相反するもののように思えるかもしれませんが、
テクノロジーはものづくりの精度を高め、
より自由な造形や表現を可能にしてくれます。
ものづくりにおいて何より大切にしてきたのが
クラフツマンシップの精神、
そして独自のアイデアを形にする想像力。
職人ひとりひとりの感覚を信じて、
対話を重ねながら形にしていく……。
彼らの存在がなければLisa Conte’は、
存在していなかったかもしれません。
イタリアの人たちは本当によく喋ります(笑)。
Eriberto、職人たちの会話も
内容は仕事の話が3割、あとの7割は
家族や人生などのプライベートなこと。
でも、そうした会話の積み重ねによって
互いの信頼と理解が培われ、
私たちの“こんなものが作りたい”という想いが、
想像を超えた形となって返ってくるのです。
Eribertoと私は、クラフツマンシップの精神を
守りながらも、そこにテクノロジーを融合。
クラフトとテクノロジーは
相反するもののように思えるかもしれませんが、
テクノロジーはものづくりの精度を高め、
より自由な造形や表現を可能にしてくれます。

伝統をリスペクトしながら、
技術を恐れずに取り入れていく。
それは職人たちの技術を
次世代に繋いでいく手段であり、
Lisa Conte’が進化し続けていくためにも
必要だと思っています」
技術を恐れずに取り入れていく。
それは職人たちの技術を
次世代に繋いでいく手段であり、
Lisa Conte’が進化し続けていくためにも
必要だと思っています」
Interview & Text / Hiromi Sakurai










