スタイリストのアイデアノート
竹岡千恵
どう合わせるか、どう着るかによって表情を変える
“服の魅力”と“スタイリングの魔法”。
新鮮に、デイリーに、もっと自分らしく。
ファッション界で活躍する素敵な方々が
ANAYIのコレクションの新しく身近な楽しみ方を提案する
新企画、着たいが見つかる
「スタイリストのアイデアノート」。
初回ゲストは、スタイリストの竹岡千恵さん。
初夏のお出かけ&通勤に効く、さすがのアイデア。
竹岡千恵(たけおか ちえ)スタイリスト。青木貴子氏に師事、現在は雑誌のカヴァー、女優、広告のスタイリングなど幅広く活躍。ANAYIの2023SSカタログのスタイリングを担当。8歳の男の子のママ。
展示会で「かっこいい」と気になっていた、リネンのスリーピース。力の抜けたきちんと感が大好きで、この季節になると着たくなるアイテムのひとつ。今回はボトムをデニムに差し替えてスタイリング。インナーを入れず、ベストを素肌に着ているような潔い着こなしに香るのは、大人の余裕。ブラウンのバッグでクラシックに、デニムと相性がよく差し色としても有効なグリーンのサンダルを合わせて。
展示会で「かっこいい」と気になっていた、リネンのスリーピース。力の抜けたきちんと感が大好きで、この季節になると着たくなるアイテムのひとつ。今回はボトムをデニムに差し替えてスタイリング。インナーを入れず、ベストを素肌に着ているような潔い着こなしに香るのは、大人の余裕。ブラウンのバッグでクラシックに、デニムと相性がよく差し色としても有効なグリーンのサンダルを合わせて。
Jacket ¥63,800 Gilet ¥44,000 Pants ¥39,600 Brooch ¥8,800 Bag ¥41,800 Boots ¥42,900
コーディネートはシンプルに、味付けは小物で楽しむのが私のスタイル。ちょこっと飾るだけで着こなしの完成度を左右するブローチ、ANAYIはそのラインナップが豊富。
車で、初夏の海へドライブ。そんな風を感じる心地いいシーンによく似合う、往年の映画女優にインスパイアされたコーディネート。トップスのコクーンなシルエット、モダンな光沢感&シルエットのスカートと、それぞれに洗練された主張があるのでオールネイビーも地味にならず華やかに。鮮やかなブルーのサンダルとかごバッグで、ちょっとした遊び心と夏の香りをトッピング。
車で、初夏の海へドライブ。そんな風を感じる心地いいシーンによく似合う、往年の映画女優にインスパイアされたコーディネート。トップスのコクーンなシルエット、モダンな光沢感&シルエットのスカートと、それぞれに洗練された主張があるのでオールネイビーも地味にならず華やかに。鮮やかなブルーのサンダルとかごバッグで、ちょっとした遊び心と夏の香りをトッピング。
Vネックのトップスは、前後着用が可能。着映えて着回せる、とても便利な1着。夏のリゾートやお出かけには、後ろをVに着こなし大人の上質な肌見せスタイルを楽しんで。
ラベンダーが初夏の街に粋に映える、コットンリネンのセットアップ。その青味がかったトーンに合わせて、インナーはライトブルーのTシャツをスタイリング。白Tシャツだとコントラストが強くラベンダーがかえって目立ってしまうので、ニュアンスカラーで“曖昧さ”を出してあげるのがポイント。Tシャツのプリントも着こなしの調和に貢献。
ラベンダーが初夏の街に粋に映える、コットンリネンのセットアップ。その青味がかったトーンに合わせて、インナーはライトブルーのTシャツをスタイリング。白Tシャツだとコントラストが強くラベンダーがかえって目立ってしまうので、ニュアンスカラーで“曖昧さ”を出してあげるのがポイント。Tシャツのプリントも着こなしの調和に貢献。
足元はパンプスではなく、ブラックのフラットシューズで。甘さのある色は、黒小物で引き締めて。メンズライクな要素を取り入れると、今っぽさと抜け感のある着こなしが完成。
これからの季節のお助けアイテムとなりそうな、たっぷりフリルをあしらったコンシャスなカットソー。ボトムスはそのフォルムを引き立てる、タイトスカートをセレクト。服だけで十分にメリハリが効いているので、フラットな足元でもバランスよく決まります。フェミニンなデザインを、辛口に振るスタイリングが私好み。ダークトーン&色数を抑えた着こなしなら、通勤にも活躍の大人&モダンなカットソースタイルに。ブラックの大きめのトートを小脇に抱え、ラフな味付けを。
これからの季節のお助けアイテムとなりそうな、たっぷりフリルをあしらったコンシャスなカットソー。ボトムスはそのフォルムを引き立てる、タイトスカートをセレクト。服だけで十分にメリハリが効いているので、フラットな足元でもバランスよく決まります。フェミニンなデザインを、辛口に振るスタイリングが私好み。ダークトーン&色数を抑えた着こなしなら、通勤にも活躍の大人&モダンなカットソースタイルに。ブラックの大きめのトートを小脇に抱え、ラフな味付けを。
Tops ¥25,300 Skirt ¥35,200 Necklace ¥12,100 Bag ¥58,300 Sandals ¥67,100
フラットサンダルからヒールのサンダルやパンプスに変えれば、よりオフィス向けのスタイルに。カラーはシューズもバッグも、着こなしのムードを守る、ブラックがベスト。
デイタイムもディナーも、夏のムードにクリーンな存在感を示すオールホワイトのスタイリング。ワントーンの着こなしは単調にまとまらないように、異なる素材を重ねて変化を演出したいもの。デザインが異なるカットワークレース同士のレイヤードによって、白の世界に奥行きが生まれます。インに合わせた小衿トップスの“お行儀のいいトレンド感”は、ANAYIのフォーカスしたい大きな魅力のひとつ。
デイタイムもディナーも、夏のムードにクリーンな存在感を示すオールホワイトのスタイリング。ワントーンの着こなしは単調にまとまらないように、異なる素材を重ねて変化を演出したいもの。デザインが異なるカットワークレース同士のレイヤードによって、白の世界に奥行きが生まれます。インに合わせた小衿トップスの“お行儀のいいトレンド感”は、ANAYIのフォーカスしたい大きな魅力のひとつ。
Tops ¥25,300 Blouson ¥63,800 Pants ¥41,800 Belt ¥15,400 Bag ¥46,200 Sandals ¥38,500
バッグやベルトの小物は、オールホワイトのイノセントな空気感を守りながらアクセントを添えるニュートラルカラーを選んで。細ベルトは小さき面積でも、着こなしに与える効果は大。
ドラマティックな着こなしを叶えてくれる、シルエットプリントのフレアスカート。黒のトップスでエレガントにまとめるのも素敵ですが、ボーダートップスでカジュアルダウンしたスタイリングもリラックス気分の夏にお似合い。柄×柄は色のトーンを整えればむずかしくなく、それでいて上級見えするテクニック。細すぎず、太すぎずのボーダーのピッチも、スタイリングの調和を高めています。
ドラマティックな着こなしを叶えてくれる、シルエットプリントのフレアスカート。黒のトップスでエレガントにまとめるのも素敵ですが、ボーダートップスでカジュアルダウンしたスタイリングもリラックス気分の夏にお似合い。柄×柄は色のトーンを整えればむずかしくなく、それでいて上級見えするテクニック。細すぎず、太すぎずのボーダーのピッチも、スタイリングの調和を高めています。
スカートは黒の細ベルト付き。トップスをインしてベルトでウエストマークをすれば、スタイルアップ。「ベルトの“一手間”かけたというお洒落心のアピールも見る人に響くもの」。
Photo / RIKKI
Model / AKARI
Hair Make / Miduki Sato
Text / Hiromi Sakurai