スタイリストのアイデアノート
小山田早織
人気スタイリストにANAYIのコレクションの
新しく身近な楽しみ方を教わる連載、
『スタイリストのアイデアノート』。
ゲストは、ベーシック&好印象ながら
感度の高さが覗くスタイリングで
大人気の小山田早織さん。
2023年秋冬コレクションの一押しアイテムで
小山田さんが作る、6つのコーディネート。
素敵な秋冬のお洒落プランの参考に。
小山田早織(おやまだ さおり)スタイリスト。数々のファッション誌を始め、ショーや著名人のスタイリング、テレビ番組の出演など幅広く活躍。 Instagram、YouTubeチャンネルも人気。著書『稼働率100% クローゼットの作り方』など。プライベートは2児の母。
秋冬の人気アイテム、ファージレ。そのボリューム感が魅力ですが、ときに主張が強くなりバランスがむずかしく見えることも。おすすめは、中間アウターとのレイヤード。程よく肉厚なブルゾンならファーとのコントラストもマイルドに、理想的な主張に落ち着きます。上半身をプレーンにまとめたので、ボトムで色を挿して。大人になるほど、色を上手に纏える人に魅力を感じます。
秋冬の人気アイテム、ファージレ。そのボリューム感が魅力ですが、ときに主張が強くなりバランスがむずかしく見えることも。おすすめは、中間アウターとのレイヤード。程よく肉厚なブルゾンならファーとのコントラストもマイルドに、理想的な主張に落ち着きます。上半身をプレーンにまとめたので、ボトムで色を挿して。大人になるほど、色を上手に纏える人に魅力を感じます。
Gilet ¥96,800 Jacket ¥69,300 Tops ¥31,900 Pants ¥31,900 Earrings ¥15,400 Necklace ¥14,300 Bag ¥38,500 Boots ¥51,700
ファージレとブルゾンが一体化するような、シルエットの調和がフォーカスポイント。主張の強いアイテムは“目立たせるよりも馴染ませる”が、上手くいくときもあるんです。
秋から冬に向かうにつれ、ブラックなどダークトーンの割合が増えがち。コーディネートのマンネリ解消の“一点投入アイテム”として、チェック柄は有効。ともすると幼く見えがちなチェックスカートは、ウエストシェイプされたジレを合わせて大人のシルエットに仕上げて。シアーなスカートの素材感に合わせ、ジレのインナーも重たくならないように透け感のあるものをセレクト。
秋から冬に向かうにつれ、ブラックなどダークトーンの割合が増えがち。コーディネートのマンネリ解消の“一点投入アイテム”として、チェック柄は有効。ともすると幼く見えがちなチェックスカートは、ウエストシェイプされたジレを合わせて大人のシルエットに仕上げて。シアーなスカートの素材感に合わせ、ジレのインナーも重たくならないように透け感のあるものをセレクト。
Gilet ¥50,600 Tops ¥23,100 Skirt ¥85,800 Belt ¥15,400 Earrings ¥29,700 Ring ¥18,700 Bag ¥19,800 Boots ¥69,300
足元は、今年こそ積極的に取り入れたいロングブーツ。チェックスカートをジレ&ブーツのブラックで挟む感覚で、全体にまとまりを出しています。足元はブラックタイツ×パンプスでもOK。
クラシカルなムードの、千鳥柄のフレアスカート。モノトーンでまとめるのが美しい調和の秘訣ですが、ブラックの分量が多いとトゥーマッチ&年齢が上がって見えてしまうことも。チャコールグレーのジャケットなら調和は守りつつ、今年らしさと軽やかさがプラス。新鮮さを狙うなら、トップスにピンクやレッドなどパキッとした主張の鮮やかカラー合わせても素敵です。
クラシカルなムードの、千鳥柄のフレアスカート。モノトーンでまとめるのが美しい調和の秘訣ですが、ブラックの分量が多いとトゥーマッチ&年齢が上がって見えてしまうことも。チャコールグレーのジャケットなら調和は守りつつ、今年らしさと軽やかさがプラス。新鮮さを狙うなら、トップスにピンクやレッドなどパキッとした主張の鮮やかカラー合わせても素敵です。
Jacket ¥52,800 Tops ¥27,500 Skirt ¥38,500 Earrings ¥19,800 Necklace ¥26,400 Bag ¥24,200 Boots ¥51,700
バッグはクラシカルにまとめず、遊び心とトレンド感あるものを。今の季節こそのモコモコ感が愛らしいファーバッグは、きれいめなスタイリングの抜け感アイテムとしても重宝します。
季節感があって、あたたかくて、リラクシー。ニットブルゾンをほっこりさせずに、アーバンに上品に着こなすテクニックは、きちんと感のあるセンタープレスパンツ。パープルをセレクトしたのは挿し色としてもモダンで、個人的に好きな色だから(笑)。ボトムで一点投入もありですが、スカーフなどの小物でリフレインするとコーディネートの完成度がぐっと高まります。
季節感があって、あたたかくて、リラクシー。ニットブルゾンをほっこりさせずに、アーバンに上品に着こなすテクニックは、きちんと感のあるセンタープレスパンツ。パープルをセレクトしたのは挿し色としてもモダンで、個人的に好きな色だから(笑)。ボトムで一点投入もありですが、スカーフなどの小物でリフレインするとコーディネートの完成度がぐっと高まります。
Blouson ¥165,000 Pants ¥29,700 Scarf ¥16,500 Earrings ¥19,800 Bag ¥33,000 Shoes ¥41,800
小物もキレイめなデザインをチョイス。ちょっと高さのあるヒール、かっちりフォルムのハンドバッグがニットブルゾンを大人に味付け。ブラックなら、スタイリングの引き締め役にも。
ブラウスは、よく見ると猫プリント。さり気なく遊び心を覗かせることのできるアイテムです。こちらのスタイリングではブラウスが薄手なので、ファージレのボリューム感を整えるために肉厚なボトムを利用。インナーかボトムに、厚みのある生地を持ってくる。もしくはワントーンでまとめるか、色を拾う。このふたつが、こなれたファージレの着こなしテクニックです。
ブラウスは、よく見ると猫プリント。さり気なく遊び心を覗かせることのできるアイテムです。こちらのスタイリングではブラウスが薄手なので、ファージレのボリューム感を整えるために肉厚なボトムを利用。インナーかボトムに、厚みのある生地を持ってくる。もしくはワントーンでまとめるか、色を拾う。このふたつが、こなれたファージレの着こなしテクニックです。
Gilet ¥42,900 Blouse ¥29,700 Pants ¥39,600 Earrings ¥19,800 Ring ¥20,900 Necklace ¥33,000 Bag ¥46,200 Shoes ¥41,800
猫プリントのブラウンを拾って、ファージレはキャメルカラーを。色数少なく、トーンを合わせることで、ファーの旬な存在感が品よく引き立ちます。髪はまとめて首元をスッキリと。
むずかしいとされていたワイドパンツもスタンダードに定着、フレアスカートは安定人気。一周回って新鮮なボトムとして注目したいのが、タイトスカート。サロペットタイプならトレンド感も高く、これはストラップを取り外してプレーンなタイトスカートとしても楽しめるので便利。ボウタイなどのコンシャスなブラウスと好相性で、ジャケットに合わせて辛口に振ってもお洒落です。
むずかしいとされていたワイドパンツもスタンダードに定着、フレアスカートは安定人気。一周回って新鮮なボトムとして注目したいのが、タイトスカート。サロペットタイプならトレンド感も高く、これはストラップを取り外してプレーンなタイトスカートとしても楽しめるので便利。ボウタイなどのコンシャスなブラウスと好相性で、ジャケットに合わせて辛口に振ってもお洒落です。
Blouse ¥37,400 Skirt ¥35,200 Hat ¥17,600 Ring ¥18,700 Bag ¥36,300 Boots ¥51,700
ANAYIはヘッドアクセサリーが充実。プラスワンでスタイリングが粋になる、パーソナルな魅力が深まる。キャスケットのマニッシュさが、ブラウスの甘さを大人でより上質なものに。
Photo / RIKKI
Model / AKARI
Hair Make / Miduki Sato
Text / Hiromi Sakurai