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カリグラファー ヴェロニカ・ハリムさんとANAYIの共通する想い
2023.04.28


PEOPLE WITH ESSENCE OF ELEGANCE PEOPLE WITH ESSENCE OF ELEGANCE
Veronica Halim

簡単な時代だからこそ、
丁寧に
想いをのせて
伝えたい言葉がある。

メッセージを伝えるツールに恵まれた時代。
均一な文字、定型文、ときにはスタンプひとつ。
相手の温度や心を読む作業に悩むことも多々。

書類やメモにふと添えられた手書きの文字に映し出されるのは、
人柄、そして意外性。
自分らしさは、筆先に自然と伝わるもの。

メッセージを伝えるツールに恵まれた時代。
均一な文字、定型文、ときにはスタンプひとつ。
相手の温度や心を読む作業に悩むことも多々。
書類やメモにふと添えられた手書きの文字に映し出されるのは、人柄、そして意外性。
自分らしさは、筆先に自然と伝わるもの。

言葉を綴るという丁寧で、
透明なコミュニケーション


カリグラファー、ヴェロニカ・ハリムさんが
描く文字に気づくのは
便利で簡単な時代であってもなくなることのない、
“感性”や“気持ち”という大切なもの。
カリグラファー、
ヴェロニカ・ハリムさんが
描く文字に気づくのは
便利で簡単な時代であっても
なくなることのない、
“感性”や“気持ち”という大切なもの。

カリグラフィーは、瞑想のような時間

インドネシア ジャカルタ在住のヴェロニカ・ハリムさん。
世界中の一流ブランドからカリグラフィーの依頼も多く、
日本で定期的に行われるワークショップも大人気。

ハリムさんがカリグラフィーと出会ったのは、今から15年ほど前。
オーストラリアの大学でグラフィックデザインを学んでいた際に、
タイポグラフィーの授業でその存在を知ったそう。


「大学卒業後、クリエイティブディレクターとして慌ただしい日々を過ごしていた私は、
ふいにカリグラフィーのことを思い出し、趣味として再開して。
一筆一筆に集中するひとときに、忙しなかった心が落ち着きを取り戻し、
ゆっくりと安らいでいくのを覚えました。
クリエイティブの森の中にいるような感覚。
私にとってカリグラフィーは、瞑想のような時間でもあります」。
インドネシア ジャカルタ在住の
ヴェロニカ・ハリムさん。
世界中の一流ブランドからカリグラフィーの
依頼も多く、日本で定期的に
行われるワークショップも大人気。

ハリムさんがカリグラフィーと出会ったのは、
今から15年ほど前。
オーストラリアの大学でグラフィックデザインを学んでいた際に、タイポグラフィーの
授業でその存在を知ったそう。


「大学卒業後、クリエイティブディレクター
として慌ただしい日々を過ごしていた私は、
ふいにカリグラフィーのことを思い出し、
趣味として再開して。
一筆一筆に集中するひとときに、
忙しなかった心が落ち着きを取り戻し、
ゆっくりと安らいでいくのを覚えました。
クリエイティブの森の中にいるような感覚。
私にとってカリグラフィーは、
瞑想のような時間でもあります」。

友人の結婚式に想いを込めて

カリグラフィーの世界に傾倒していくなか、さらにハリムさんの心を引き寄せる出来事が。

「結婚を控えた友人から、パーティの招待状をデザインして欲しいという嬉しい依頼を受けました。
カリグラフィーの繊細で優雅な文字が、結婚式のイメージと重なったようです。
幸せなふたりの姿、印象、想い、招待状を受け取った人たちのリアクション。
様々なイメージを、筆先に投影していく…。
緊張の後に訪れる、大きな達成感と喜び。
私のカリグラファーとしての初仕事です」。


友人の結婚式に想いを込めて

カリグラフィーの世界に
傾倒していくなか、さらにハリムさんの
心を引き寄せる出来事が。

「結婚を控えた友人から、パーティの招待状を
デザインして欲しいという嬉しい
依頼を受けました。
カリグラフィーの繊細で優雅な文字が、
結婚式のイメージと重なったようです。
幸せなふたりの姿、印象、想い、招待状を
受け取った人たちのリアクション。
様々なイメージを、筆先に投影していく…。
緊張の後に訪れる、大きな達成感と喜び。
私のカリグラファーとしての初仕事です」。


それはまるで、
美しいメロディのよう。


木の枝や草のうねり、自然界の有機的なパターンに影響を受ける、
ハリムさんのカリグラフィー。
リズミカルで、強弱があって、眺めるほどに情景がわき、
心地いい余韻が残る。

「消すことのできないインクで描かれる文字は
ひとつとして同じものはなく、不完全なこともあります。
私にとってカリグラフィーは、人生のプロセスと似ている。
間違いも、困難も、成功も。結果にこだわるのではなく、
その過程を受け入れること。
日々起きることのすべては過程であり、
それを受容することに喜びがあると感じています」

招待状、サンキューカード、メニュー、ボトルなどのラベリング、
チョコレートの包み紙まで。

カリグラフィーは、あらゆるアイテムにメッセージと送り手の温度を
添え、その温度で受け取った人の心をほぐす身近な芸術。

木の枝や草のうねり、
自然界の有機的なパターンに影響を受ける、
ハリムさんのカリグラフィー。
リズミカルで、強弱があって、
眺めるほどに情景がわき、
心地いい余韻が残る。

「消すことのできないインクで描かれる
文字はひとつとして同じものはなく、
不完全なこともあります。
私にとってカリグラフィーは、
人生のプロセスと似ている。
間違いも、困難も、成功も。
結果にこだわるのではなく、
その過程を受け入れること。
日々起きることのすべては過程であり、
それを受容することに喜びがあると
感じています」

招待状、サンキューカード、メニュー、
ボトルなどのラベリング、
チョコレートの包み紙まで。

カリグラフィーは、あらゆるアイテムに
メッセージと送り手の温度を添え、
その温度で受け取った人の
心をほぐす身近な芸術。

クリエーションの楽しみが
止まない理由


「日常の中にあるものすべてが、カリグラフィーの素材であり
インスピレーション。
オーダーを受ける際は、クライアントのイメージ、興味、
ストーリーを理解することに最も時間を割きます。
そこから私のクリエイティビティが発展し、デザインへと広がっていく。
オーダーする人の個性、彩りたい場面、表現したい気持ちの数だけ
カリグラフィーのバリエーションがある。
クリエーションの楽しみが止まない理由です」。
「日常の中にあるものすべてが、カリグラフィーの素材でありインスピレーション。
オーダーを受ける際は、クライアントの
イメージ、興味、ストーリーを理解することに
最も時間を割きます。
そこから私のクリエイティビティが発展し、
デザインへと広がっていく。
オーダーする人の個性、彩りたい場面、
表現したい気持ちの数だけ
カリグラフィーのバリエーションがある。
クリエーションの楽しみが止まない理由です」。

 
Calligraphy
Collection

For More
Beautiful Elegance

Calligraphy Collectionの誕生

ANAYI 2023年春夏コレクションから、
ハリムさんのカリグラフィーを纏うことのできる“Calligraphy Collection”が誕生。
For More Beautiful Elegance―、
ANAYIが大切にするメッセージがハリムさんのカリグラフィーとしてファブリックに表現されました。


     ANAYI 2023年春夏コレクションから、
ハリムさんのカリグラフィーを纏うことのできる
“Calligraphy Collection”が誕生。
For More Beautiful Elegance ―、
ANAYIが大切にするメッセージがハリムさんの
カリグラフィーとしてファブリックに
表現されました。

ANAYIと共通する想い



「初めてANAYIのブティックを訪れたとき、コレクションのエレガントなスタイルに一目で惚れ込みました。
特にカラーやファブリックは、時代を超えた洗練された雰囲気を醸し出している。
私自身がどんな場面でも着たいと思える服だったからこそ、
カリグラフィーのイマジネーションは広がりました。
メールやオンラインミーティングを繰り返し、初めて東京のオフィスを訪れ
自分のカリグラフィーがプリントされたサンプルを見たときの高揚感は忘れられません。

街でその服を纏っている人に出逢ったら、
私自身が心に刻まれるメッセージを受け取るのだと思います」。


ANAYIと共通する想い

「初めてANAYIのブティックを訪れたとき、
コレクションのエレガントなスタイルに
一目で惚れ込みました。
特にカラーやファブリックは、時代を超えた
洗練された雰囲気を醸し出している。
私自身がどんな場面でも着たいと
思える服だったからこそ、
カリグラフィーのイマジネーションは
広がりました。
メールやオンラインミーティングを繰り返し、
初めて東京のオフィスを訪れ
自分のカリグラフィーがプリントされた
サンプルを見たときの
高揚感は忘れられません。

街でその服を纏っている人に出逢ったら、
私自身が心に刻まれるメッセージを
受け取るのだと思います」。

デザイン以上に、伝えたいものがある。
“Calligraphy Collection”には
纏う人の素敵を叶えたい、ANAYIの想いが綴られています。
デザイン以上に、
伝えたいものがある。
“Calligraphy Collection”には
纏う人の素敵を叶えたい、
ANAYIの想いが綴られています。



Profile

Veronica Halim
(ヴェロニカ・ハリム)


インドネシア・ジャカルタ在住のデザイナー&カリグラファー。
オーストラリア・メルボルンのスインバン大学在学中に
カリグラフィーと出会い、手書き文字の美しさに魅了される。
卒業後、デザイン事務所を設立する一方、カリグラフィーを学び、
クラシックからモダンまでさまざまなレタースタイルを修得する。
流れるような美しい書体とセンスあふれるアイディアと
スタイリングは「ヴェロニカ・スタイル」と呼ばれ、
ソーシャルメディアを中心に世界中に広まり、多くのファンをもつ。
2014年からカリグラフィーのワークショップを始め、
日本(東京、名古屋、京都、大阪ほか)、
メルボルン、シンガポール、ジャカルタ、ソウルなどで
定期的に行なっている。著書に『カリグラフィー・スタイリング』
『カリグラフィー・ライフスタイル』(ともに主婦の友社)がある。

Instagram: @truffypi



インドネシア・ジャカルタ在住の
デザイナー&カリグラファー。
オーストラリア・メルボルンのスインバン大学
在学中にカリグラフィーと出会い、
手書き文字の美しさに魅了される。
卒業後、デザイン事務所を設立する一方、
カリグラフィーを学び、クラシックからモダン
までさまざまなレタースタイルを修得する。
流れるような美しい書体とセンスあふれる
アイディアとスタイリングは「ヴェロニカ・
スタイル」と呼ばれ、ソーシャルメディアを
中心に世界中に広まり、多くのファンをもつ。
2014年からカリグラフィーのワークショップを
始め、日本(東京、名古屋、京都、大阪ほか)、
メルボルン、シンガポール、ジャカルタ、
ソウルなどで定期的に行なっている。
著書に『カリグラフィー・スタイリング』
『カリグラフィー・ライフスタイル』
(ともに主婦の友社)がある。

Instagram: @truffypi

INFORMATION





『カリグラフィースタイリング』


カリグラフィーとはギリシア語で“美しい書き物”という意味で、
文字を美しく見せるための手法のこと。道具はニブ(ペン先)と
ペンホルダー、インク。この本はインドネシア・ジャカルタ在住の
ヴェロニカ・ハリムさんによる、カリグラフィーの書き方の基本から、
暮らしのなかで愉しむセンスあふれるスタイリング提案までを
紹介した一冊です。

本書は、イギリス、アメリカ、ドイツ、中国、台湾などで翻訳され、
世界中にファンをふやしました。


■主婦の友社刊:『カリグラフィースタイリング』



『カリグラフィー・ライフスタイル』


前作『カリグラフィー・スタイリング』に続く第2弾で、
四季の暮らしの中で愉しむカリグラフィーのアイディアと
スタイリングを提案した一冊です。


■主婦の友社刊:主婦の友社刊:『カリグラフィー・ライフスタイル』



掲載書籍は「主婦の友社」にてご購入いただけます。
ANAYI OFFICIAL ONLINE STOREではご購入いただけません。
予めご了承ください。
above
『カリグラフィースタイリング』
カリグラフィーとはギリシア語で
“美しい書き物”という意味で、
文字を美しく見せるための手法のこと。
道具はニブ(ペン先)と
ペンホルダー、インク。この本は
インドネシア・ジャカルタ在住の
ヴェロニカ・ハリムさんによる、
カリグラフィーの書き方の基本から、
暮らしのなかで愉しむセンスあふれる
スタイリング提案までを
紹介した一冊です。

本書は、イギリス、アメリカ、ドイツ、
中国、台湾などで翻訳され、
世界中にファンをふやしました。

■主婦の友社刊:
『カリグラフィースタイリング』


below
『カリグラフィー・
ライフスタイル』

前作『カリグラフィー・スタイリング』に
続く第2弾で、四季の暮らしの中で愉しむ
カリグラフィーのアイディアと
スタイリングを提案した一冊です。

■主婦の友社刊:
『カリグラフィー・ライフスタイル』



掲載書籍は「主婦の友社」にて
ご購入いただけます。
ANAYI OFFICIAL ONLINE STOREでは
ご購入いただけません。予めご了承ください。






Interview & Text / Hiromi Sakurai
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